
祖父の形見だというギターを手に、静かに演奏を始めた。 弦の音はまだ若く、時折不器用に揺れる。 だが、その音の奥に、真っ直ぐな想いが宿っていた。
とある街にたたずむ酒場“オルペウス”。
オーナーのモンスと申します。
ここには時折、旅の詩人が立ち寄り、自慢の旋律を奏でます。
それは時に美しく、時に情熱的で、時に懐かしい…
どんな旋律が味わえるのかは、現れる詩人のみが知るところです。
今回は、ゴブリン族の少年カデン・ディミトリが奏でる
優しくも力強いギターの音色を集めた
短編曲集です。
旧友から頂きました撮影機にて記録したものもございます。
安寧の時間をすごすお手伝いになれば幸いです。
https://www.youtube.com/@Orpheusberofficial

